保険の銀歯のやり直し

新年明けましておめでとうございます

 

辻本デンタルオフィス　院長の辻本です

今年は猪年、年男です、ちなみに内のスタッフも一人は年女！

一回りも下なのか…と思いながら2019年もスタートいたしました。

 

さて、今年初のブログは

 

保険の銀歯のやり直し！

 

ブログでも何度か紹介しておりますが

皆さん歯科医院でむし歯治療してていつの間にか銀歯が入ってた…

なんてことありませんか？

 

これ、患者さんによく聞くんですよ

いつの間にか銀歯が入ってました～～～って

 

いつの間にか銀歯…いやですね…

私は当然銀歯は入っておりませんし、そもそも治療している歯が極小さいむし歯になったのが一本のみ

銀歯には絶対なりたくありません

 

 

まあ、理由は審美的なことやそのほかのこともありますが、それは今回は置いておいて

 

 

治療していて嫌なのが、保険の銀歯は外すと中がむし歯になっている事が多い…

って事なんです

 

さて、実際の治療例に行きましょう

まずはラバーダム防湿をしてクリーニング！

さて、こちらの歯5番目、6番目の歯に部分的な銀歯が入っています

赤矢印がむし歯です！

３，４，５番目の間全部むし歯～～～～

別アングルから見てみると…

そもそも銀歯が全然合ってない…

いや、だいぶ浮いている！！！！！！！！

 

 

これだけ合っていないと当然隙間に歯垢が溜まってしまい

虫歯になってしまうわけです

 

 

あれ、ちょっと待てよ…これ、むし歯だから削って直したのに

より、悪くなりやすい状態になってない？

 

賢明な読者の方ならそう思うはずです

 

そう、その通りなんです。。。

銀歯を外して虫歯を削り終わったところです

 

右の写真の赤矢印、6番目の銀歯をわざと削っています

なぜなら、5番目に食い込んだような形になっており、そのままだと適切な治療（修復処置）が出来ないからです

 

これをダイレクトボンディング（レジン治療）で治療しました

3番目：50000yen＋Tax

4番目：60000yen＋Tax

5番目：83000yen＋Tax

 

ビフォーアフター

 

 

どうにか先ほどのような隙間はなく

仕上がりました

 

6番目の歯は後日治療予定です

 

歯科治療には実は色々な方法があります、もちろんメリットデメリット、その歯科医師の得意分野などで治療方針が若干変わる場合もあります

 

しかし、色々な方法があることを知らなければ．．．

 

日本の保険治療は、どこでも同じ価格で治療を受けられる

すばらしい制度なのですが、

これは決して同じクオリティーを保障しているものではありません

 

 

 

現代は情報化社会です、自分で情報を収集するのも大事、しかし、変な情報もあるので注意してくださいね！

 

辻本デンタルオフィス2019年もがんばっていきますのでよろしくお願いいたします！！

 

辻本デンタルオフィス　院長　辻本真規