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歯の神経を抜くと言われたら? 抜くべきか判断する4つのポイントを歯科医師が解説|歯科医師・歯学博士が解説

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ラバーダム防湿歯がしみる・知覚過敏福岡・大濠公園・歯医者精密歯科治療・マイクロスコープ

歯がしみると歯科医院に行った際に
「神経を抜かないといけません」と言われ、不安になったことはありませんか?

歯がしみる症状があるからといって、必ず神経を抜く必要があるわけではありません。

この記事では、歯がしみる原因と神経の治療について、歯科医師の立場から分かりやすく解説します。


1.歯がしみる原因は?

歯がしみる主な原因は次の2つです。

■ むし歯

むし歯が進行すると、歯の中の神経(歯髄)に近づき、冷たい物や甘い物などの刺激で痛みやしみる症状が出ることがあります。

■ 知覚過敏

歯の表面のエナメル質がすり減ったり、歯ぐきが下がることで象牙質が露出すると、刺激が歯髄に伝わりやすくなり、しみる症状が出ます。

どちらも刺激が歯髄に伝わることで起こる症状ですが、必ずしも神経を抜く必要があるとは限りません。


2.本当に神経を抜かないといけないの?

歯がしみる場合でも、歯の状態によって対応は変わります。

【むし歯の場合】

① 神経まで達していない

→ むし歯治療のみで改善します。

② 神経まで達しているが保存できる状態

→ **歯髄保存療法(直接覆髄など)**を検討します。

③ 神経の炎症が強く保存が難しい状態

→ 神経を抜く治療(根管治療)が必要になります。

特に次のような症状がある場合は注意が必要です。

・何もしなくてもズキズキ痛む(自発痛)
・夜眠れないほどの痛み
・冷たい物や温かい物で強くしみ、痛みが長く続く(目安:30秒〜1分以上)

このような場合は、神経の炎症が強い可能性があります。


【知覚過敏の場合】

知覚過敏では神経を抜く治療になることは通常ほとんどありません。

主な治療方法は次のようなものです。

① しみ止めの薬の塗布
② 歯ぎしり・食いしばりへの対応(マウスピースなど)
③ 酸蝕症への対応(生活習慣の見直し・修復治療)

重要なのは、原因を正しく診断することです。

つまり
「歯がしみる=神経を抜く」ではありません。


3.神経を抜くメリット・デメリット

神経を抜く治療(根管治療)は、強い炎症や感染がある場合には痛みを取るために必要な治療です。

しかし、いくつかのデメリットもあります。

・歯を大きく削るため、将来的に歯が割れるリスクが上がる
・適切な治療を行わないと再感染のリスクがある
・歯の破折などが原因で、結果として抜歯につながる可能性が高くなることがある

そのため、歯の寿命という観点では
可能な限り神経を保存する方が望ましいと考えられています。


4.どんな歯科医院を選べばいいの?

もし歯科医院で「神経を抜く必要があります」と言われた場合は、一度立ち止まって次の点を確認してみてください。

・なぜ神経を抜く必要があるのか説明があるか
・神経を残す治療の選択肢を検討してくれるか
・お口全体を診断してくれるか

歯の神経は、一度取ってしまうと元には戻りません。

当院ではマイクロスコープを用いた精密診断により、本当に神経を抜く必要があるのかを慎重に判断しています。


まとめ

✔ 歯がしみる原因はむし歯や知覚過敏が多い
✔ しみるからといって必ず神経を抜くわけではない
✔ 神経はできるだけ残す方が歯の寿命には有利

正しい診断が、歯の未来を守ります。


よくある質問(Q&A)

Q1:歯がしみるだけで神経を抜くことはありますか?

通常は少なく、自発痛や強い炎症がある場合に検討されることが多いです。


Q2:神経を抜いた歯の寿命は短くなりますか?

失活歯は破折リスクが上がるとされており、結果として抜歯につながる可能性が高くなることがあります。


Q3:今通っている歯科医院の診断に不安があります。別の医院で診てもらえますか?

可能です。当院ではお口全体の状態や気になる歯の問題を総合的に診断しています。


歯がしみることでお悩みの方へ

「神経を抜くと言われたけれど、本当に必要なのか分からない」

そのような場合は、一度ご相談ください。

当院ではマイクロスコープを用いた精密診断により、神経を残せる可能性を慎重に検討しています。

痛みの原因や歯の状態によって、歯髄保存療法が適応になることがあります。

当院の歯髄保存療法についてはこちら↓

福岡市中央区で歯髄保存療法なら大濠公園にある辻本デンタルオフィスへ

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監修

辻本デンタルオフィス
辻本 真規

歯科医師・博士(歯学)

所属学会
日本顕微鏡歯科学会
日本歯科保存学会
日本歯内療法学会
日本臨床歯周病学会

日本顕微鏡歯科学会
認定医・認定指導医・評議員・理事

日本大学松戸歯学部
保存修復学講座 非常勤講師

著書

単著
ラバーダム防湿パーフェクトテクニック
ミラーテクニックAtoZ
マイクロスコープパーフェクトテクニック
ラバーダム防湿パーフェクトテクニック2ndエディション
オーバーレイ修復超入門

共著
多数

執筆者情報

院長/歯科医師・博士(歯学)

Masaki Tsujimoto
               

【略歴】

2008年
日本大学松戸歯学部卒業 日本大学松戸歯学部附属病院 研修医
2009年
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科
齲蝕学分野入学
2009年~2013年
開業医勤務
2013年
日本顕微鏡歯科学会 認定医取得
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科修了
博士(歯学)取得
2013年~2018年
長崎大学大学院
医歯薬学総合研究科齲蝕学分野助教
2016年~
日本顕微鏡歯科学会代議員
2017年
日本顕微鏡歯科学会認定指導医取得
デンツプライシロナ エンド公認インストラクター
2018年
辻󠄀本デンタルオフィス開業

【受賞歴】

2015年
日本歯内療法学会関東甲信越静支部 第9回ウィンターセミナー鈴木賢策賞受賞
第12回日本顕微鏡歯科学会学術大会 大会長賞受賞
2023年
日本顕微鏡歯科学会学術大会優秀ポスター賞受賞

開業歯科クリニックでの勤務や大学での研究を経て、
長崎大学の齲蝕学分野助教となり、根管治療の難症例などの治療にあたる。

2018年に「辻󠄀本デンタルオフィス」を開業。
マイクロスコープを用いた精密な根管治療を得意とし、難症例にも多く対応している。

歯科医師向けの様々なセミナーの講師を務めるほか、歯科関連の雑誌や書籍の執筆等精力的に取り組んでいる。

Tel.092-791-2223
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